受験生必見!勉強効率を最大化する計算式!

「結局、勉強において、質と量どちらが大切なの?」
「効率の良い勉強をして、楽に成績を伸ばしたい」
「受験に、間に合うか不安」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

以下で紹介する勉強効率の計算式

質×量×「勉強法」=点数

を意識すれば、あなたも勉強効率アップまちがいなしです。

はじめまして。
私は塾なし完全独学で東工大に現役合格した東工大生です。
主な経歴としては、東工大オープン全学院中一位や、東工大に全学院の首席で合格したことがあります。
今まで、独学で勉強してきて、一番大切だと思う、勉強効率についての考え方を、共有していきます。

受験生に限らず、勉強をする全ての方の助けになれば、幸いです。

質と量どちらが大事なの?

勉強効率を考えるときに、よくある疑問が、質と量どちらが大切かと言う疑問です。

いきなり結論をいうと

質も量も大切に決まってます!

「それを言っちゃあ~」ってかんじですね。
でも、ちゃんとした理由があるので、これから説明していきます。

質と量とは

まず、質と量とは何かを確認しましょう。

質とは、どれだけ勉強に集中しているか
量とは、何時間勉強するか

と、私は考えています。
違う考えの方もいると思いますが、こう考えたほうが、この後の説明がわかりやすくなるので、一度受け入れてください。

質と量の単位

では、質と量の単位は何でしょう?
小難しく聞こえますが、わかりやすく説明するので最後までついてきてください。

わかりやすいように、数学の問題集をやることを考えます。

質の単位

同じ一時間の勉強でも、普段は二問しか進まないのに、質の高い勉強ができると三問解ける日がありますよね。

この例からわかるように、質によって一時間あたりに解ける問題数が変わります。
よって、質の単位は

 問題数/時間

です。

量の単位

量の単位は、何時間勉強するかなので簡単で、

 時間 

です。

単位からわかること

質×量=問題数

という関係が見えてきます。
質×量が大切ということです。

しかし、ここまでならだれでも書けます。
本当に大切なのはここからです!

これを読んでくれている、あなたは、たくさんの問題が解きたくて勉強しているのですか?

違いますよね。
受験にしろ、資格試験にしろ、点数を上げるために勉強をしていますよね。

ということは、質と量だけでは勉強効率を考えるのに不十分です。

第三の要素「勉強法」

「勉強法」とは

ここまでのおさらいです。

・質×量=問題数
・点数をアップさせたい

でした。

この二つを結びつける要素が第三の要素である「勉強法」です。
単位は

 点数/問題数

で、一問問題を解いて、何点の点数アップが見込まれるかを表します。

「勉強法」の値を決める要因

点数/問題数の値を決める要因は以下の二つです。

  1. 適度な負荷
  2. 抽象化する思考法

先ほど同様、数学の問題集のたとえを使って、一つずつ説明していきます。

1.適度な負荷

極端な例ですが、九九の問題集を毎日1000問やっている人が、東大に受かると思いますか?
思いませんよね。
では、なぜ受からないんでしょうか?

答えは、適度な負荷がかかっていないからです。

九九は東大を目指す人なら、朝飯前ですよね。

適度な負荷は、復習をしつつ新たな学びも得られる状態です。
具体的には問題集であれば、半分くらいわかるものが適切です。
難しすぎても簡単すぎてもいけません。

適度な負荷を意識すれば、自然と伸びしろのある分野を学習することにもつながります。
なぜなら、得意な分野の問題は解けるようになり、自然と負荷が下がるからです。

このように、適度な負荷のかかるものを勉強することが、「勉強法」の値をアップさせます。

2.抽象化する思考法

九九の覚え方を例に、抽象化する思考法をお伝えします。

皆さん小学生の時に「ししちにじゅうはち」と「しちしじじゅうはち」の両方を覚えましたよね。
でも、どちらかだけでよくないですか?
もっと言うと、順番を入れ替えれば同じなのだから、半分だけ覚えれば十分ですよね。
「ごごにじゅうご」のように、入れ替えても同じものもあるけど

これが抽象化する思考法です。

入れ替えれば同じという、九九のほぼ全部に通ずる事を学ぶことで、ほかの人の半分の労力で覚えられてしまいます。

抽象化する思考法は、すべての勉強に応用でき、ライバルに大きな差をつけれる最強の思考法です。

抽象化する思考法について詳しく解説した記事はこちら

toukoudaiichiinobenkyouhou.hatenablog.com

勉強効率の計算式

ここまで読んでくれた方、お疲れさまでした。
やっと勉強効率の計算式が立てられます。

質×量×「勉強法」=点数

です!

勉強効率の計算式を使えば、たいていの疑問は解消されます。
それでは、勉強効率の計算式の使い方を具体例を通して解説していきます。

勉強中の音楽はあり?

「勉強中に音楽を聞きたい。でも、勉強の妨げになるんじゃ...」

この疑問は質×量を考えればいいです。

音楽を聞くことで集中力が下がっても、それ以上に勉強時間が伸びるのであれば、音楽を聞くべきです。
実際私もやる気の出ない日は、一日中音楽をかけて勉強しています。

参考書と授業どっちが効率いいの?

「授業は効率が悪いって言われるけど、実際参考書の方がいいの?」

この疑問は質×量×「勉強法」を考えます。

まず「勉強法」の値は、自分のペースで、自分のわからないところだけ学べる、参考書の方が高いです

次に、質を考えます。
授業の方が先生が語りながら説明してくれる分、質が高くなる人が多いです

最後に量です。
授業は教室に拘束される分、量は増える人が多いです。

これらの積が大きい方があなたに合っています。

結論

質×量×「勉強法」=点数

の計算式を考えて、点数を最大化することが、勉強効率を上げることである。

そして、「勉強法」の値を上げるには
 ・適度な負荷
 ・抽象化する思考法
が大切。

長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも勉強に関する記事を書いていきますので、読んでいただけると幸いです。

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*1:

東工大オープン一位

東工大本番レベル模試二位

北大本番レベル模試一位