東工大首席の成績開示

はじめまして。
科学大塾で塾長をしている、現役東工大生です。
主な経歴は、東工大オープンで全体1位だったことがあったりします。

今回は、全学院中首席で合格したので、開示した点数の内訳と、それについての感想を書きたいと思います。

これを書こうと思った動機について少し書かせてください。
興味なかったらとばしていいですけどw
私は現役の夏くらいから首席合格を目指して勉強をしていたのですが、調べても首席の合計点しか出てこず、どの教科でどのくらいを目指せばよいかが手探りの状態でした。
首席合格を目指す変わり者は、もしかすると僕しかいないのかもしれませんが、もし目指している人がいるなら、参考にしてほしいと思って書いています。
もちろん、エンタメとして見ていただくのも大歓迎です。

だらだらと文章を書くのはここまでにして、点数開示の結果です。

結果

感想

ここからは、教科ごとにだらだら感想を書いていきたいと思います。

数学

15点分落としたのは、関数方程式の問題で、最後定積分するところで、tan3/8πの値を知らなくて置換できませんでした。
加法定理から導出できますが、一般的に有名角とされていない、今回のような角を置換しなきゃいけない問題を見たことがなく、試験中の私は計算ミスを疑っていました。
また、一瞬加法定理から求めるのかと思いましたが、計算ミスなどもろもろの期待値を考えて、首席を取るためには検算が安パイだと思いました。
満点を逃したのは少し悔しいですが、戦略としては正しかったと思っています。

英語

今年の英語は例年よりかなり簡単だったので、しっかり高得点を取れてよかったです。
点数を落としたのは、自己採点をしてないので正確には分かりませんが、おそらく記述で多少減点されたのと、文中の空所補充だと思います。
空所補充問題は一般的には簡単な問題とされていますが、個人的には答えを見ても納得できないことが多く苦手です。
国語力がないのですかねw

物理

今年の物理はありえないくらい難しかったです。
なので、94点はかなり健闘したんじゃないでしょうか。
試験後の感覚としてはこんなに取れた感覚はなかったので、受験生全体の点数が低くなりすぎて、簡単な問題の配点が増えたりしてるのでしょうか。
今回の私の得点源は、おそらく大問2の電磁気だったと思います。

化学

化学はもうちょっと取りたかったですね。
現役の時に、東工大実戦と東工大オープンと続けて化学は全体一位だったので、少し悔しいですね。
直前期に数学ばかりやっていて、あまり化学をやらなかったので仕方ないですがw
それにしても、試験後の感覚よりも点数が低いので、おそらく選択問題で部分点をつけていないのでしょう。
冠模試では、東進も河合も部分点をつけています。
受験生の皆さんは、部分点が付かないと思って採点した方がいいかもしれませんね。

東工大専門オンライン個別指導 科学大塾

私が直接指導に関わっている、東工大専門オンライン個別指導塾です。
東工大を目指すうえで、最高の環境を提供できていると思います。