首席が教える東京科学大(旧 東工大)対策(英語編)
はじめまして。
私は科学大塾で塾長をしている現役東工大生です。
主な経歴としては、東工大オープン全学院中一位や、東工大に全学院の首席で合格したことがあります。
この記事では、東工大英語の具体的な対策について書いていきます。
全体像については、こちらの記事で書いております。
難易度
ここ数年は他の大学と比べても、難しい出題が続いていて、配点が少ないことも相まって、勉強量に対して点数の上昇効率が悪く、あまりやりこむ必要のない教科でした。
しかし、2024年度入試では英語が易化し、差がつく問題になっていて、大学側の英語を重視したい思いの伝わってくるものでした。
そのため、あくまで私の予想ですが、今後も英語で差がつく傾向は続くと思います。
よって、基本的には英語は捨てられない科目です。
易化したといっても、大学受験全体で見たら、とても難しく、参考書等は一番難しいレベルまで解けるようにすべきでしょう。
超長文
東工大の英語は合計で3000語程度の超長文です。
この長文について多くの問題が出る上に、試験時間が90分であることから、かなり時間的に厳しい試験です。
対策としては主に以下の2点です。
一つ目は、本文を読む前に問題文を読むことです。
一般的には、本文と問題文どちらを先に読むべきかは人によって意見が異なりますが、東工大の超長文に関しては、長すぎて内容を覚えておけないため、問題を先に読むことは必須です。
二つ目は、速読を意識することです。
東工大英語は時間がないので、ある程度速読できる必要があります。
速読力をつけるには、普段英語を読むときに、ゆっくり読んだ時の8割くらいならぎりぎり内容がわかるくらいの速さで読むことを意識してください。
問題構成
- 英文和訳(40点)
- 和文英訳(20点)
- 内容についての記述問題(20点)
- 8or10択の内容一致(20点)
- 穴埋めや内容について問う選択問題(50点)
※あくまで括弧内の配点は目安です。
ご覧のとおり、文法問題は出題されないため、文法の勉強は、英文和訳と和文英訳をするときに困らない程度にすればよいです。
具体的には、nextstageやvintageのようなぶ厚い文法書をやる必要はありません。
不安な人は英文解釈に入る前にこれを一冊やってみてください。
穴埋めや内容について問う選択問題については、色々なパターンがあることと、どのパターンも一般的な問題のため、この記事ではこれ以上言及しません。
それ以外について、以下で一つずつ対策を説明していきます。
英文和訳
和文英訳は英語全体の4割程度の配点であることに加え、比較的難易度が低く、本文を読まなくても解けるため、高得点を狙うべきです。
また、和文英訳は読解力に直結し、他の問題の得点向上にもつながるため、力を入れて対策するといいでしょう。
具体的な対策としては、英文解釈をたくさんやることです。
減点されないきれいな和訳を書くことを意識してください。
ちなみに私のおすすめの英文解釈の本は、英文解釈クラシックシリーズです。
和文英訳
和文英訳はある程度パターンが決まっているため、十分な対策ができると、安定して高得点が取れるようになる問題です。
前後の文中の単語を使えることが多く、基礎的な単語と語法がわかれば解けることが多いです。
対策は一般的な和文英訳の対策をすればいいのですが、自分が自信をもって使える単語と文法で書くことを意識してください。
英文和訳と違い、完璧な答案ではなく、自分の英語力で意味が伝わる答案を書くことが目標です。
おすすめの参考書はこれです。
内容についての記述問題
内容についての記述問題が、各大問一題ずつ出題されます。
基本的には、下線部の前後に該当箇所がありますが、ときどき、遠い場所に該当箇所があったり、広い範囲の内容をまとめる必要があったりします。
そのため、下線部の前後で該当箇所が見つからず、答えの見当がつかない場合は、時間的にとばした方がよいこともあります。
配点が多いからと、時間をかけすぎないようにしましょう。
具体的な対策としては、一般的な長文対策と同じです。
8or10択の内容一致
各大問の最後に、大問1は10択、大問2は8択の内容一致問題があります。(内容一致問題とは、本文の内容に適する選択肢を選ぶ問題)
基本的には、選択肢は本文に出てくる順番に並んでいるので、一つずつ選択肢を先読みして、読みながら解いていくことになります。
同時に覚える選択肢の数を増やすほど、選択肢の内容を通り過ぎてしまい事故る可能性は低くくなりますが、単純に覚えているのが難しくなります。
いくつ同時に覚えるかは過去問演習を行う過程で決めていければいいです。
ちなみに、私は2つ覚えていました。
具体的な対策は、過去問演習をたくさんして慣れるしかありません。
初めは、こんなのできるわけない、と思うでしょうが、慣れていくうちに点数が安定してきて得点源になるはずです。
もし過去問が足りなくなったら、東京医科歯科大学の問題に似た問題があるので、やってみるといいです。
単語帳
ここまで単語の勉強にはあまり触れてきませんでしたが、単語の勉強はたくさんしてください。
単語力はすべての問題にかかわってきます。
単語帳を何冊やるかですが、シス単などの標準的な難易度の単語帳と熟語帳を一冊ずつ完璧にすればいいです。
もちろん、たくさんの単語帳をやるに越したことはないですが、実際にそれらの単語帳をすべて完璧にするのは難しいものがあります。
実際私はほとんどLEAPと速読英熟語しかやっていません。
そのかわり、一日200単語のペースで半年以上やっていました。
詳しくはこちら
この記事では、多くの人に共通する最大公約数的な内容を書きましたが、受験生一人一人の個性に合った最適な勉強法は少し違ったものだ思います。
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