東工大物理2024(令和6年)大問1(力学):東工大首席が解説
はじめまして。
私は科学大塾で塾長をしている、現役東京科学大(旧 東工大)生です。
主な経歴としては、東工大オープン全学院中一位や、東工大に全学院の首席で合格したことがあります。
今回から三回に分けて、大問1つずつ、2024年度の東工大物理の過去問を解いていきます。
この記事では、大問1(力学)を扱います。
答案の書き方などを、参考にしていただけると思います。
2024年度全体としての感想は、すさまじく難しいです(笑)。
いちおう、東工大物理を25年分、東大物理を15年分やったことがありますが、こんなに難しい問題は見たことないです。
大問1の力学から様子がおかしいですが、たいてい簡単なはずの、大問3の気体もとても難しく、まともに解かせてもらえそうなのは、大問2の電磁気だけでした。
(電磁気も例年より難化してますけど(笑))
作問している教授が天才過ぎて、難易度調整できないのではなく、意図したものだったと願いたい....
※本記事では問題を掲載していないので、下の東工大の公式ページから確認してください。
https://admissions.titech.ac.jp/admissions/admission/admission/first
〔A〕

(a)(b)はとても簡単なので、確実に正解しておきたい問題です。
(c)は(b)の誘導の意味が分からないといけませんでした。
難しい問題ですが、この年の他の問題はもっと難しいので、時間をかけてでも解ききれるとよい問題です。
〔B〕

N1、N2が直行しているため、これらの向きに力を分解して考えます。
私は初めこのことに気が付かなかったので、かなりてこずりました。
また、(e)で質点周りのモーメントの釣り合いを考えなければいけませんが、私は思いつかなかったので答えを見ちゃいました。
それくらいには難しいので、できなくてもそれほど問題ないくらいの難易度だと思います。
これは余談ですが、(g)で積和の公式を使いますが、物理の問題ではたいてい問題文に「以下の公式を使ってよい」とあたえられるので、今回与えられてないのは、少し不親切だと思いました。
問題文が長くなるのが嫌だったのでしょうか。
〔C〕

これもクソムズイですw。
私は(h)から答えを見ちゃいました。
こんなのできなくて大丈夫です。
立方体の物体を意識せずに、普通の振り子として解釈できるかが、勝負の別れどころだと思います。
私はできませんでしたけど...
また、下の答案では、途中式をほとんど書いてませんが、立式できたとしても計算量が地味に多かったです。
これを本番で解くのは、私含めほとんどの人にとっては無理なので、おとなしく捨てでいいと思います。
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